【熊五郎とシキ023】天空にでかけよう
私は乗鞍に移り住んで3年目になりますが、
移住当初、びっくりしたことがいくつもありました。
ジャンルは色々ですが、
例えば、
「採れたての山菜があまりにも美味しいこと」
「小学生に熊よけの鈴が配布されること」
「新緑の季節が最高に気持ちよいこと(なのに、その季節は訪れる人が少ないことw)」
「寒さに強く、辛抱強い人が多いこと」
「冬に滝が凍ること」
「各家庭で漬物を漬けたり、保存食づくりが超・盛んなこと」
「夏が涼しくて、快適すぎること」
などなど。
挙げたらキリがないのですが…。
そして、忘れてはならないこのことも↓
「標高3000m級の天空の世界に気軽にアクセスできてしまうこと」。
というわけで、今日はこの、天空の世界についてのおはなしです。
【編集後記】
乗鞍高原は標高約1500m。
そして、「天空」と表現している乗鞍岳は3000m前後の山岳地帯。
その乗鞍高原と乗鞍岳の間を、7月~10月の末まで、シャトルバスが運行してくれています。
日本一標高の高い場所を走る路線バスです。
(正確には、標高約2700mの畳平まではバスが通っています)
こんなに気軽に3000m級の山岳地帯を楽しめる場所があるなんて、私は乗鞍へ来るまで、全く知りませんでした。
実は私、学生時代からちょこちょこ登山をしていたのですが、こんな贅沢な場所、他にはないんじゃないかなぁ。
そんなわけで、、、
去年も、一昨年も、私は息子を学校に送り出してから、
「ちょっくら行ってくる!」
と天空へ向かい、乗鞍岳をハイキングしながら天空の世界を満喫して、息子の下校までに下山する、という贅沢な時間を過ごしたりしました。(今年も多分、やりますw)
山は高ければいい!というわけではないのですが、
でも、実感として3000m級となると、本当に見える景色が違うし、受け取れるものも、そのスケールも違う。
これは、味わってみないと分からないかもしれないのですが……
でも、誰にでも気軽に、その世界を味わうチャンスがある、というのが乗鞍のいいところだなぁと思うんです。
(※あ、気軽!と言っても、乗鞍岳の最高峰、剣が峰頂上を目指すのであれば、きちんとした装備は必要ですm(__)m)
天空の
空の澄み渡る青さを味わい、
池の青の深さを味わい、
残雪のシャリシャリした感触を味わい、
山を吹き抜ける風の清涼感を味わい、
高山植物の可憐な姿を味わい、
雷鳥の愛らしい姿を味わい、
あー、これまたキリがない(笑)
とにかく、この夏、乗鞍へ、
天空の世界を味わいにいらしてみませんかー?
ではこの辺で。
来週またお会いしましょう。
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