【熊五郎とシキ018】何もしないときを持とう
生きている限り、何もしないなんてあり得ない。
何もしないと決めたとしても、勝手に思考は働いていくし、常に呼吸はしているし、心臓も鼓動を打っています。
そうして意識していないにも関わらず、どんどん動いていき、自然と力みすぎてしまう私たちだからこそ、
意識的に余白の時間をもつことで、ニュートラルな状態を思い出すことができるのでは…そんなお話です。
【編集後記】
目にしようと思っていなくても、耳にしようと思っていなくても、
街にいれば、必然的に目や耳に入ってきてしまうモノや情報。
それらに振り回され、本心では求めていないのに、焦ったり、急き立てられて求めてしまう。
とかいうことが、私も以前は多々ありました。
でも、乗鞍にいると、そのモノや情報の求め方がまるで違う。
ここは、静けさを味わえるとっておきの場所だからでしょうか。
過剰に派手な屋外看板や電子的な音や車の騒音…そういったものとは無縁なノイズの少ない乗鞍。
目にしたいものは、野に出たり、山に入ったりすれば美しい自然としてそこにあるし、
耳にしたいものは、ここに身を置いていると、鳥の囀りの合唱や清水の流れなど、心地よい音として耳に入ってくるし、
口にしたいものは、取り立てて派手なものではないけれど、季節の山菜や野草など、そこらにわらわらある(笑)
街にいたときは、何にあくせくしていたんだろう、と。
時間に追われたり、やらなければならないと思ったり、
何かに急き立てられるような心地がしていたのも、単なる幻想だったのでは…と思ったり。
ここで、少しでも余白の時間を過ごしてみると、
心地よさがスゥっと体を通り抜け、他の誰でもなく、何かに踊らされる自分でもなく、
「今・ここ」の自分を感じることができる。
そして、心が本当に求めるものが見えてくる。
そんな気がします。
ついつい力みがちな皆さま(笑)
とっておきの静かな余白の時間、乗鞍で過ごしてみませんか?
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ではこのへんで。
また来週お会いしましょう!