熊五郎が教えてくれる~のりくらと湯治養生と~

今日は熊五郎とシキの更新の日なのですが、ちょっと閑話休題。

実は、熊五郎とシキをはじめた本当のわけをここらでお話してみたくなったもので。
1月より、ほぼ毎週木曜日に更新してまいりました「熊五郎とシキ」。
気づけばもう4か月、つまり1年間の3分の1を熊五郎とシキと共にいたんだなぁと思って。
そろそろ、この連載を始めた本当の理由をお伝えしてみてもいいのかな、と思った次第です。

そうそう。この連載を始めたのは、ある方に「のりくらに『ある』ものを一つ一つすくって表してみたらいいんじゃない?」と言われたことがきっかけでした。

どうしたらこの場所を必要とする人に、のりくらの魅力を私らしく伝えられるだろう?
そんな問いを自分に投げかけてみたところ、「これだ!」と納得でき、かつ自然な流れで生まれたミニエッセイが「熊五郎とシキ」なのです。

では、
そもそも、なぜ私は自分で味わうだけでなく、乗鞍の魅力や乗鞍の味わい方を多くの方に伝えたかったのでしょう。

それは、私だけでなく、多くの方がここ「乗鞍」という場所を必要としていると気づいたからです。

で、それをご自身の意思で選んでここに来られるように、乗鞍に「ある」ものをすくいあげ、熊五郎とシキにガイドしてもらっているわけなのですね。

五感をフルに使って、めぐる季節とともに乗鞍を味わおう。乗鞍に身を置くと、きっと本来の自分にかえることができるから。
それがベースとなるテーマであり、お伝えしたいこと。

熊五郎って、……そう。実は「本来の自分」をあらわしているのです。
心地よいと感じるものや、自分が必要としているものにまっすぐ正直で、時に野性的、一方で情緒的。
自然のリズムに合わせて暮らしていて、自分の機嫌の取りかたと力の使い方をよく知っていて、何より自分を信じている、、、それが熊五郎w

それは、誰しもがもっている人間本来の姿ではないかと思うのです。
日々知らず知らず、余計なものを色々と身にまとってしまって、感覚が麻痺してしまったり、身動きが取りづらくなってしまいがちな私たち。
そんな私たちには、本来の自分にかえることのできる、とっておきの時間と場所がどうしたって必要なのではないでしょうか。

まとっているものを1つ1つ取り外し、ただただ心地よさに身をゆだねてみること。
「今」を感じきること。
そうしてまず自分と向き合い、自分自身を満たすことで、眠っていた力が目覚め、よき方向へと導かれていく。
それは、私がここ乗鞍に移り住んで、経験していることでもあるのです。

で、ですね。
実は、熊五郎とシキがガイドをしている乗鞍をまるっと実際に味わっていただくことができる、そんなプランがあるのです。

それはこちら↓
6月に私が勤めるゲストハウス雷鳥で開催する「のりくら湯治養生(とうじようじょう)ウィーク」です。

ほら、みてください。

熊五郎とシキがまんなかで手をつないでつながっている。

シキはめぐる季節のなかで乗鞍にやってくるあなた、であり私。
そして、熊五郎は本来のあなた、であり私。

その両者が、のりくらの自然の恵のなかで、つながることができる。。。
ロゴマークがそう示すとおりのプランなのです。

詳細・お申し込みはこちらのページより。
ぜひチェックしてみてくださいね。
http://ghraicho.com/blog/2018/05/06/norikura_touji_yojyo/

熊五郎とシキとともに、お待ちしております!!

☆熊五郎とシキ バックナンバーはこちらから
今日は一挙公開しちゃいます(笑)

・001 太陽を浴びよう http://norikurashi.com/kumashiki_sun/
・002 冒険にでかけよう http://norikurashi.com/kumashiki_bouken/
・003 山からメッセージを受け取ろう http://norikurashi.com/mountain_message/
・004 ふわふわの雪へダイブしよう http://norikurashi.com/fuwafuwa_snow/
・005 自然に音に耳をすまそう http://norikurashi.com/natural_sound/
・006 心ゆくまでゆるんでみよう http://norikurashi.com/onsen_yurumu/
・007 土地の恵みをいただこう http://norikurashi.com/tochinomegumi/
・008 火を囲んで語らおう http://norikurashi.com/danronohi/
・009 空を感じてみよう http://norikurashi.com/sora/
・010 生きものの気配を感じてみよう http://norikurashi.com/ikimononokehai/
・011 てくてく歩こう http://norikurashi.com/tekuteku/
・012 呼吸を意識しよう http://norikurashi.com/breathe/
・013 星空を見上げよう http://norikurashi.com/star/
・014 滝のとどろきを感じよう http://norikurashi.com/waterfall/
・015 待つ時間を楽しもう http://norikurashi.com/spring_waiting/
・016 朝、体の声を聴いてみよう http://norikurashi.com/morning_yoga/
・017 新緑のなかに身を置こう http://norikurashi.com/freshgreen/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です