【熊五郎とシキ020】めぐる水を感じてみよう

ここ数日、雨が続いていた乗鞍です。
今朝は葉に落ちた雨粒が宝石のようでした。
この雨粒ひとつぶが、この葉に巡ってくるまでのときに、思いをはせてみて……。
今日は、そんな、水の巡りに関するお話です。

自然界では、滞ることなく水がめぐっている。山々から大地にしみこみ、川となって下り、広い海へと行きつく。そして海に行きついた先は、水蒸気となって大気へ昇り、雨や雪となってまた山へと降り注いでいく。その大きな流れのなかで、水は私の身体にもとり入れられ、絶えずめぐっている……。乗鞍の清らかで力強い水の流れは、その「めぐる」力を思い出させてくれるのです。
【編集後記】
今朝の雨のしずくを見ていて、ふと思うことがありSNSにも投稿したのですが、
水って、本当に面白いなぁと。

雲、空、海、川、土、木、森、雨、雪、雲、、、

様々な環境要因に影響を受けながら、絶えず巡っていて、
その流れのなかのただいっとき、が、今。
雨のしずくも、この大きな流れのなかのただいっときの姿。

そんな水のことを想うと、
大きな流れのなかで、良いと見えるときもあり、悪いと見えるときもある。
ただただそういう時がある、ということにすぎず、
ずっとそのままの状態が続くわけではなくて、
また次のステージへと巡りはじめるときが来る、のが自然の摂理なのだろうなと。

で、その巡りの力はきっと、私たちの中にも備わっているのだろうなと。

それと同時に、
自分の内側が整って、気が巡り始めると、結果として外側が自然とそれについていく、ということを乗鞍での暮らしのなかで、よく実感しています。
私の場合で言うと、例えば「肌の変化」であったり、「基礎体温の変化」であったり、「表情の変化」であったり、巡ってくる「仕事の変化」であったり。
挙げだすと、きりがないかも。まだまだあります(笑)
どれも、自力コントロールしようとしていたわけではなく、自然とよい状態に変化しているようなのです。
特に「肌の変化」は特筆すべきものだな、と思っています。
私、実は乗鞍へ来るまで軽めではありましたが、アトピー肌だったのです。
ストレスが肌にすぐ出てしまって、特に関節部分の湿疹に悩まされ、皮膚科に通い続けていました。
でも、乗鞍暮らし3年目の今、気づけば湿疹知らず、肌トラブルもほぼなく、心なしかキメも細かくなっているような(←あくまでも自分比です・笑)。
きっとこれは、内側から変化しているのだろうな、と。気の巡り、血の巡りが良くなっているのだと思うのです。

「気を巡らせること」

↑私は食養生でこのことを学び、乗鞍で日々、少しずつ実践しておりますのです。
乗鞍には、気の巡りをよくし、元気になっていくという、
その元気の種が、そこかしこにあるんですねー。
数日の滞在であったとしても、みるみる自然のエネルギーがチャージされ、本来の元気が戻ってくるのです。
Raichoに来られるゲストを見ていると、その前後の表情の変化に驚かされることもしばしば。

でも、じゃあ実際に乗鞍でどんな滞在をしたらいいのだろう??
そんな疑問をもたれたら、ぜひ私たちRaichoスタッフに聞いてくださいませ。
日々、チャージされまくりの私たちですから。様々なご提案ができるかと!

来週に控える「のりくら湯治養生」では、実はのりくらをまるっと味わえる滞在のご提案をしています。
私のパートでは、広い意味での「食」を通して「気を巡らせる」エッセンスを「のりくらし」での実体験とあわせてシェアする予定なのです。
またその様子などもご報告しますね!

ではこのへんで。
来週またお会いしましょう。

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