【熊五郎とシキ022】花の姿を味わおう

乗鞍は花盛りの季節になって参りました。
乗鞍ならではの在来の花たちが、自分達の生きる場所で、スッと可憐に花開くその姿は、時にウットリしたり、ハッとさせられたり。

今日は、そんな乗鞍の花たちのおはなしです。
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熊五郎ファンあらわる(笑)

ゲストハウスRaichoにて、今週開催していた「のりくら湯治養生ウィーク」。
私の方で担当しました食養生のパートも、無事に提供することができました。

乗鞍へ移り住んでから、ずっと胸に秘めていて、なかなか実行へ移せずにいましたが、
今回、オーナー佑馬を筆頭に、スタッフで協力しながら、企画のご提供へと漕ぎつけることができました。

初の試みでしたが、やってみて分かることってたくさんありますね。
今日、本来であれば、熊五郎とシキの更新日なのですが……
せっかくなので、今回の湯治養生のことを書かせていただけたらと。

実はですね。
今回お申込みいただいた方の中に、このブログをものすごく読み込んできてくださった方がいて
嬉しいやら恥ずかしいやらで、びっくりしてしまったのです。
顔の見えない方に向かっていつも書いていたのが、読者様と実際にお会いすることができ、
このつたない熊五郎の世界観にも共感いただいていたり、その他の記事も何度も読んでくださっているということを知れて、
身の引き締まる思いと言うか、改めて、この先も丁寧に紡いでいきたいなぁと思って。
この場を借りて…いつも読んでくださり、ありがとうございます。
とにかく、熊五郎も感涙しております!笑

さて、
「本来の自分にかえる」というテーマで、自然散策・ヨガ・食養生・子どもの自然教室をご提案をした今回の企画。
私が今回この企画でご提供したのは、食養生のパートでした。
どんな内容だったのか?またその背景は……?

もし、これを読まれている方のなかで、「本来の自分にかえるって??」
という疑問がわいてくるとしたら、、、

私は「元気であること」、と解釈しています。
元気とは、元の気の状態。
元、ということは、人は本来、元の気の状態を知っているということですね。

表面上、どんなに元気に見えていたとしても、内面には嘘をつけません。
それは、いつしか不調として表面にあらわれてくるから。

人間関係・仕事・環境・生活習慣など、自分を取り巻く様々な「ひと」・「もの」・「こと」が影響を及ぼしあいながら、ちょっとしたきっかけから、知らず知らず元の気の状態から外れていく。
その状態が次第に積み重なることで、心身のバランスが崩れてきたり、自分自身との関係や他人との関係が悪化したり……。

家庭内・仕事上の人間関係のこじれ、子育てや仕事上のトラブル、ご自身の体の状態がちょっとした不調としてあらわれてくる状態…

それこそが、気が乱れている状態。
その状態を見て見ぬ振りしたり、感じていないふりをするのではなく、まずは観察をしてみて、ああ、そうなんだ。と気づいてあげていただきたくて。

今、不調や乱れを整えるには、さまざまな方法やメソッドがありますね。
それを習得して自力で整えるときがあってもいいし、もちろん誰かに・何かに頼ることがあってもいい。

その、たよる、という選択肢のなかで、場所の力を頼るのも、大いにアリだと思うのです。
まさに、この信州・乗鞍という地の「気」をできるだけ取り入れていただくなかで、気の乱れが自然と調律され、元気になっていく。
それを私自身、乗鞍へ移り住んでからというもの、身をもって実感しているから、、、
だから、とにかくここに身を置いて、心と体めいっぱい、乗鞍を味わってみてください!とお伝えしたくて。
でもそれには、ちょっとしたコツがあると思うのです。

そんなわけで、ここ乗鞍で、気を調整するための一つのきっかけとして、食養生のご提案をしてみました。

乗鞍に自生する、生命力あふれる季節の山菜や野草の力をちょっとお借りしつつ。

余計なものは使用せず、また手を加えすぎず、本物の調味料で素材本来の持ち味を活かすように。

日本人・信州人・乗鞍の人が昔ながらに体得してきた、食の知恵を拝借して。

派手さも目新しさもないシンプルすぎるものだったかもしれません。
でも、どこか懐かしさのある食事だったのではないかと思います。


今回の参加者様より
「五臓六腑にしみわたりました」
「優しいごはんでした」
というお声をいただき、手ごたえのようなものを感じています。

そして、食を広い意味で捉えるならば、口にするもの以外にも、自分の心の持ち方や自分を取り巻く環境→心、太陽、空気、水なども含まれる、というのが実は食養生のベースとなる考えかた。
その優先順位のつけ方や、向き合い方についても、お話会にてお話しました。

ご自身を労わり、気のめぐりを良くすることにフォーカスした時間を。
ここのりくら湯治養生でのご滞在から、ご自身を労わる時間をもつことが、日常へと続きますように。

のりくら湯治養生は、7月、9月、10月も開催予定です。
より参加していただきやすい形にブラッシュアップして参ります!
詳細は、またご案内しますね。
もし、事前案内をご希望の方がいらしたら、ぜひこちらのお問い合わせフォームより
「のりくら湯治養生 事前案内希望」とお送りくださいませ。

お問い合わせフォームはこちら

【熊五郎とシキ015】待つ時間を楽しもう

突然ですが、皆さんは
何かを「待つ」のは得意ですか?苦手ですか?

乗鞍では何を待つ時間が長いかって言ったら、もうそれは「春」のことでして……。
なにしろ、冬が半年近くあるわけですから。
で、今日はその「待つ」ことについてのおはなし。
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【熊五郎とシキ011】てくてく歩こう

なんだか、みるみる雪がとけていくここ最近の乗鞍。
あれだけ長い冬だなぁとか、春はまだかなぁと思っていたのに、ここに来て、どうも駆け足で春へと向かっている感じがします。
どんどん雪がとけて、地面があらわになってくると、春がもうすぐだなぁと思うのと同時に、あぁ、もっと雪みちを歩いておけばよかったかな、なんてちょっと名残惜しかったりなんかして。
季節は待ってはくれませんね。
一歩一歩、行ったり来たりしながらも、着実に進んでいくのが自然。
私たちだって、どんな季節であっても、ここを歩いてみれば、その時にしか見えない景色があり、その時にしか気づけないことがある。
というわけで、今日は、「歩く」ことについてのおはなし。

のりくらには、あちこちに散策を楽しめる道があります。滝や池へと続く道、山のてっぺんへと続く道。美しい花々に出会える道。地面の感触を足の裏に感じながら、てくてく歩いてみると、何かに出会うことも楽しみだけど、歩くことそのものが、自分を満たしてくれる、ということに気づいたりなんかして。

【編集後記】
「てくてく」っていうこの言葉の響き、すごく好きなんです。
一歩一歩、進んでいるような、
着実に前に向かっているような、
それでいて、歩くことを味わい、楽しんでいる音のような、
そんな気がするからかもしれません。

向かう先がどこなのか、その目的地がはっきりと見えていることも大切だけど、
目的地が見えていないとしても、その時々の景色を楽しみ、その時にしか感じられないことを感じ、味わい尽くす、
そういう時をもつことも、大切かもしれないなと思ったりします。

乗鞍を歩いていると、本当に何か元気がチャージされてくるような気がするのです。
どんな力がどんな風に作用しているのか、それは私には分かりませんが、一つ思うのは、静けさが大きな力なのかな、ということ。
この乗鞍の静けさのなかにいると、自然の醸し出すパワーをキャッチしやすいし、人と自然との「気」が交流しやすくなるような、そうして凝り固まった詰まりが取り除かれて、気の通りがよくなるような、そんな感じがするのです。

私が何かもっともらしいことを言うよりも、とにかく実際に歩いてみるのが一番。
そうして、ご自身のなかの気が巡り始める感じを実感されてみては。。。
私としては、芽吹きのエネルギーみなぎる新緑の季節は、てくてく歩きに最高なのではないかと思います。
その季節ももうすぐそこに。
目的地が明確に見えていたとしても、いなくても。
いっとき、ご自身の凝り固まった詰まりを取りに(笑)、ここ乗鞍で滞在されてみてはいかがでしょう。

ではこのへんで。
来週3月22日(木)20時にお会いしましょう。

バックナンバーはこちらからどうぞ↓
☆熊五郎とシキ
http://norikurashi.com/kumagorotoshiki/

私的な乗鞍紅葉の魅力

乗鞍岳の紅葉が見頃を迎えつつあります。

今日は雨の乗鞍ですが、雨降る前にと、昨日の午前中、
紅葉を愛でながら少しトレッキングをしてみまして、
なんだかそこで見たものをシェアしたくなって、こうして数か月ぶり(苦笑)のブログに向き合っております。

さて、
昨日は「三本滝」に駐車して、そこからバスで山を登っていきました。
標高が上がるにつれて、道路際の紅葉の色づきが深まり、
と同時にワクワクがとまらなくなり、
バスの車内でも、皆さんの歓声が上がるほど。

でも、
いやもちろん、バスからの眺めも綺麗なのですが、やはりそこは歩かないと感じられないものがあるんですよね。
空気感、色合い、景色の移り変わるほど良い加減、その他もろもろ。
なんだろう、肌で直接感じられるもの、とでもいいましょうか。

というわけで、昨日は「大雪渓・肩の小屋口」でバスを降り、
登山道を下って三本滝まで、歩きながら紅葉を楽しんでみることに。
そんな中で感じることのできた、乗鞍紅葉の魅力をまとめてみました。
(いやいや、まとめるなんておこがましい。今時点で気づいたことを徒然なるままに。)

私的な乗鞍紅葉の魅力、その1。

見上げてみれば、日に照らされて一層美しい彩りがある。そのイロ・カタチが一様でなく、歩を進めながら折々に心踊ること。

乗鞍紅葉の魅力、その2

遠くを見渡すと、堂々たる錦の模様が目に染み入る。乗鞍ブルーの澄みきった空と穏やかな山並みと相まって、自然と深呼吸する心地に。まるで景色を体いっぱいに取り込むかのよう。

乗鞍紅葉の魅力、その3

足元には、健気でいて美しい彩りを放つ草紅葉がある。地に生える草たちの織りなす模様は、雑然としていると言うよりもむしろ、そこにある理由が草たちそれぞれにあり、大きなデザイン性を感じてしまう。

まだまだ続く 乗鞍の紅葉、そして……

乗鞍の紅葉は、これから山の上の方から徐々に、高原の方へと下りてきます。

その移ろいも含めて、これからここで、とっぷりと味わうこと。
そしてそれを必要とする人と共有すること。
それが今、私にできる1つの選択です。

余談。
なぜこうして私はブログを書く気になったのだろう。(実に半年ぶりに!)
……と考えてみると、

ここ乗鞍の美しさを私がどう感じ、どう見ているのか、ということを言葉にしてみたかったから。
というのもあるし、

今、目の前にあるものを純粋にアウトプットしてみたら、どうなっていくのかな、
ということへの興味もある。

でも、多分、一番の動機は、

紅葉を愛でるという行為も含めて、
ここ乗鞍で自然とできる「五感を豊かに過ごすこと」を
日々の暮らしの中に浸透していけたら、
自分自身を縛り付ける色々なものから、もっと自由になるし、
幸せを選択できる自分になれる
っていう確信を最近得たからかもしれない。

またその辺りのことは、追々に。
というわけで、シレっとブログ再開。(テヘ)

自然にかえる宿

私がここにいる理由は?

積もり積もった雪が少しずつ溶けて春が近づいてきたかな、と思いきや、またまた雪が降り始めた乗鞍高原。
日の出ている時間も長くなってきたり、朝の鳥のさえずりが心なしか賑やかになってきたようで、なんだか辺りがソワソワしてきた今日この頃。
私自身もソワソワしています。

先週、乗鞍の有志の集まりで、勉強会が行われました。
10年前にアメリカから乗鞍に移住してきたセツさんの声掛けで、これからの乗鞍のあり方を考えていくチームミーティングのようなもの。
私はその内容をfacebookのLive中継で見ることができました。
その話し合いの中で、1つのテーマがあり、考えさせられることがありました。

それは、

「I am here because…(私がここにいる理由は…)」

セツさんが大切にされているのは、自分自身の今ある状況や、またこれからの行動・選択に「Why」を突き詰めていくこと。
それを言葉にできると、自分がここにいる目的を発見できたり、自分なりに定義ができて、前にどんどんと進んでいく力になると。
なんだか、すごく核心をついているんじゃないかなと思って。

周りを見回してみても、「why」を言葉にできている人は、軸があって、行動力があって、結果も出している。
そんな風に思ったのです。

私もそうありたいなぁと。
というわけで、今日は先日の勉強会でのテーマについて、自分なりの「Why」を明らかにしてみようと。

私がここ(乗鞍)にいる理由。
じっくり考えてみました。

そして出てきた答えは、、、

「I can restore myself and others(自分を取り戻し、自然にかえれるから 私も誰かも)」

どういうことか、少しずつ言葉にしてみます。

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よく食べたい よく生きたい 

今日の乗鞍は快晴で清々しいお天気です。
乗鞍岳の美しいことと言ったら。
今日、先ほど見てきた牛留池からの眺望↑。最高すぎる。

そうそう。この頃よく、「なぜこの乗鞍で私はこんなにも心地よさを感じるんだろう」と思っていました。
前回記事でも書いた通り、

静けさと
美味しい水と空気と
四季折々の自然美と
温泉と

があるから。
そう。それは確かにそうなのです。
でも、なんだかもっともっと奥深くに、心地よさの種があるような気がしていたのです。
今日は、その種探しについて。
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休息は自分への投資

ここ1,2週間は、一年の中で一番寒い時期。
今朝の乗鞍は、かなり冷え込みました。
なんと、マイナス14℃だったとか( ゚Д゚)
朝の登校時、バス停までの道のりを半泣きになりながら歩いていった息子氏。
バス停に着くなり、涙腺が崩壊し号泣。
「寒いーーーーー」と。。。
手の先がカチンコチンに冷えて痛くなってしまったようで。
一緒にバスに乗る上級生のママさんにも励まされながら、なんとかバスに乗車して登校しましたが、確かに今朝は冷えていたなぁ。
明日の朝はもっと冷え込みそう。ここ1、2週間を乗り越えれば、ちょっとは寒さも和らぐのでしょうか。
いずれにしても、春はまだ遠しです。

この寒さしかり。そして負けず嫌いで泣き虫なことしかり。
いつも誰かに励ましてもらってばかりの息子。
そうして温かい目で見てくださる周りの人たちには感謝しかありません。

ただ、この冬が始まる前、そんな息子に、逆に私が励まされたことがありました。
今日はそのお話を。

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情報の断捨離と心地よさの追求と

年末までの雪不足が嘘の様。
ここ数日、シンシンと雪が降り積もる乗鞍です。
寒い日が続いているけれど、朝、雪かきをすると、なんだか体が自然とポカポカしてきて、しばらくあたたかくいられるという。
どうもそれがいい運動になっているみたいで。
雪国の人は、毎年こんな風にこの厳冬期を乗り越えているんだなぁと、雪かきしながらも感慨深かったりして。
とにもかくにも、大寒波が襲来しているようで、日曜日にかけては平野部でも雪の予報が出ているようなので、雪国にお住いの方のみならず、ご注意を!

さてさて、今日は、昨日から私が取り組んでいる、とあることがきっかけで、どうしても書きたくなったことがあって、この記事を書いています。
とあること、というのは、いわば「情報の断捨離」。

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