【熊五郎とシキ021】お気に入りの場所に身を置こう

あなたには、お気に入りの場所ってありますか?

お気に入りの場所があるということは、
自分の心が喜ぶポイントが分かる、ということ。
それって自然体であるための、大切な鍵になるのでは……。
今日は、そんなおはなし。
Read More »

熊五郎ファンあらわる(笑)

ゲストハウスRaichoにて、今週開催していた「のりくら湯治養生ウィーク」。
私の方で担当しました食養生のパートも、無事に提供することができました。

乗鞍へ移り住んでから、ずっと胸に秘めていて、なかなか実行へ移せずにいましたが、
今回、オーナー佑馬を筆頭に、スタッフで協力しながら、企画のご提供へと漕ぎつけることができました。

初の試みでしたが、やってみて分かることってたくさんありますね。
今日、本来であれば、熊五郎とシキの更新日なのですが……
せっかくなので、今回の湯治養生のことを書かせていただけたらと。

実はですね。
今回お申込みいただいた方の中に、このブログをものすごく読み込んできてくださった方がいて
嬉しいやら恥ずかしいやらで、びっくりしてしまったのです。
顔の見えない方に向かっていつも書いていたのが、読者様と実際にお会いすることができ、
このつたない熊五郎の世界観にも共感いただいていたり、その他の記事も何度も読んでくださっているということを知れて、
身の引き締まる思いと言うか、改めて、この先も丁寧に紡いでいきたいなぁと思って。
この場を借りて…いつも読んでくださり、ありがとうございます。
とにかく、熊五郎も感涙しております!笑

さて、
「本来の自分にかえる」というテーマで、自然散策・ヨガ・食養生・子どもの自然教室をご提案をした今回の企画。
私が今回この企画でご提供したのは、食養生のパートでした。
どんな内容だったのか?またその背景は……?

もし、これを読まれている方のなかで、「本来の自分にかえるって??」
という疑問がわいてくるとしたら、、、

私は「元気であること」、と解釈しています。
元気とは、元の気の状態。
元、ということは、人は本来、元の気の状態を知っているということですね。

表面上、どんなに元気に見えていたとしても、内面には嘘をつけません。
それは、いつしか不調として表面にあらわれてくるから。

人間関係・仕事・環境・生活習慣など、自分を取り巻く様々な「ひと」・「もの」・「こと」が影響を及ぼしあいながら、ちょっとしたきっかけから、知らず知らず元の気の状態から外れていく。
その状態が次第に積み重なることで、心身のバランスが崩れてきたり、自分自身との関係や他人との関係が悪化したり……。

家庭内・仕事上の人間関係のこじれ、子育てや仕事上のトラブル、ご自身の体の状態がちょっとした不調としてあらわれてくる状態…

それこそが、気が乱れている状態。
その状態を見て見ぬ振りしたり、感じていないふりをするのではなく、まずは観察をしてみて、ああ、そうなんだ。と気づいてあげていただきたくて。

今、不調や乱れを整えるには、さまざまな方法やメソッドがありますね。
それを習得して自力で整えるときがあってもいいし、もちろん誰かに・何かに頼ることがあってもいい。

その、たよる、という選択肢のなかで、場所の力を頼るのも、大いにアリだと思うのです。
まさに、この信州・乗鞍という地の「気」をできるだけ取り入れていただくなかで、気の乱れが自然と調律され、元気になっていく。
それを私自身、乗鞍へ移り住んでからというもの、身をもって実感しているから、、、
だから、とにかくここに身を置いて、心と体めいっぱい、乗鞍を味わってみてください!とお伝えしたくて。
でもそれには、ちょっとしたコツがあると思うのです。

そんなわけで、ここ乗鞍で、気を調整するための一つのきっかけとして、食養生のご提案をしてみました。

乗鞍に自生する、生命力あふれる季節の山菜や野草の力をちょっとお借りしつつ。

余計なものは使用せず、また手を加えすぎず、本物の調味料で素材本来の持ち味を活かすように。

日本人・信州人・乗鞍の人が昔ながらに体得してきた、食の知恵を拝借して。

派手さも目新しさもないシンプルすぎるものだったかもしれません。
でも、どこか懐かしさのある食事だったのではないかと思います。


今回の参加者様より
「五臓六腑にしみわたりました」
「優しいごはんでした」
というお声をいただき、手ごたえのようなものを感じています。

そして、食を広い意味で捉えるならば、口にするもの以外にも、自分の心の持ち方や自分を取り巻く環境→心、太陽、空気、水なども含まれる、というのが実は食養生のベースとなる考えかた。
その優先順位のつけ方や、向き合い方についても、お話会にてお話しました。

ご自身を労わり、気のめぐりを良くすることにフォーカスした時間を。
ここのりくら湯治養生でのご滞在から、ご自身を労わる時間をもつことが、日常へと続きますように。

のりくら湯治養生は、7月、9月、10月も開催予定です。
より参加していただきやすい形にブラッシュアップして参ります!
詳細は、またご案内しますね。
もし、事前案内をご希望の方がいらしたら、ぜひこちらのお問い合わせフォームより
「のりくら湯治養生 事前案内希望」とお送りくださいませ。

お問い合わせフォームはこちら

【熊五郎とシキ019】感謝していただこう

乗鞍一年目の春、はじめてここで春の山菜を口にしたときのその感動は、今でも忘れることができません。
この山奥で、厳しい冬を越えて、芽吹きの春を迎え、力強く自生する植物たちの野趣あふれる味わいを。

味わった後、心の奥の方から「ぬぉぉぉっ!」っと感謝の気持ちがわいてくるとき、
それはきっと「食」が「命」に変わるとき、なのかもしれません。
今日は、そんな心と食と命のおはなし。(←壮大すぎる!?笑)

目の前の食材一つひとつには、目に見えない力がぎっしり。それが実る豊かな大地の力、醸される自然の力、手をかける人の手間と愛情。そこに消化される己の力が加わり、それら全てが私の血となり肉となっていく。のりくらの地でいただく、自然の摂理にそった野趣あふれる食ならなおさら。食が命に変わるという基本に立ち返り、全てに「ありがとう」と伝えたくなるのです。

【編集後記】
山菜の調理法はいたってシンプル。
揚げて塩をふる、とか、
あく抜きしてお浸しにしたり、とか、
味噌炒めにしたり、とか。
またある時は炊き込みごはんへと。
あく抜きや下ごしらえに少々手間はかかるものの、
難しいことは特にいらなくて、
ただただ、その芽吹きに特有の苦みや、ほのかな甘みを感じ、身体に取り入れたくて、口にするという。

芽吹きには冬の間にためこんだ老廃物をデトックスする効果があるとか言いますが、そんな理屈抜きに、春の今この時に味わうと、それこそ本当に「ぬぉぉぉっ!」っと唸ってしまうんですね。心と体が。
口にしたあと心と体が満たされるその贅沢さは、本当の意味でご馳走なんだと思います。
必要としていたものに、必要なときに出逢えると、こんなにも自分が喜ぶんだなぁと、しみじみ感じました。し、この春も感じています。

手を加えすぎなくていい。奇抜でなくても派手でなくてもいい。
採りたての新鮮な、この土地の幸をいただく、その贅沢さに勝るものはありません。
それがどんなにシンプルなものであったとしても。
(むしろ、シンプルな方が美味しかったりする。)

先人から伝わり「これは美味しい!」とされる山菜がわかることにも、
それが乗鞍に豊富にあることにも、
そんな豊かな自然環境があることにも、
本文にもある通り、その他もろもろ、感謝しかないのです。

もうそんなこんなをまるっと抱えながら、
今日も明日もご飯を作ろうと思うのです。

※のりくら湯治養生ウィークでも、そんなこんなのスタンスで、朝餉と夕餉をおつくりします。
The simpleな養生ごはんです。シンプルすぎてごめんなすって。
でも、きっと基本に立ち返るきっかけになる。いや、きっかけにします。
あなたの「ぬぉぉぉっ!」が聞きたくて(笑)

のりくらをたっぷりじっくり味わいたい方。
食を見直したいなって方。
養生って言葉が気になるなって方。
ここらでいろいろリセットしたいなって方。
思い切って休息という名の投資をしてみたいなって方。
現代版の湯治を体験されたいなって方。

そんな方、お待ちしております↓
・熊五郎が教えてくれる~のりくらと湯治養生と~
http://norikurashi.com/kumashiki_reason/
・のりくら湯治養生ウィーク 第1回目 6月3日〜6月8日
http://ghraicho.com/blog/2018/05/06/norikura_touji_yojyo/
・熊五郎とシキ
バックナンバーはこちらから
http://norikurashi.com/kumagorotoshiki/

ではこのへんで。
また来週お会いしましょう!

熊五郎が教えてくれる~のりくらと湯治養生と~

今日は熊五郎とシキの更新の日なのですが、ちょっと閑話休題。

実は、熊五郎とシキをはじめた本当のわけをここらでお話してみたくなったもので。
1月より、ほぼ毎週木曜日に更新してまいりました「熊五郎とシキ」。
気づけばもう4か月、つまり1年間の3分の1を熊五郎とシキと共にいたんだなぁと思って。
そろそろ、この連載を始めた本当の理由をお伝えしてみてもいいのかな、と思った次第です。

そうそう。この連載を始めたのは、ある方に「のりくらに『ある』ものを一つ一つすくって表してみたらいいんじゃない?」と言われたことがきっかけでした。

どうしたらこの場所を必要とする人に、のりくらの魅力を私らしく伝えられるだろう?
そんな問いを自分に投げかけてみたところ、「これだ!」と納得でき、かつ自然な流れで生まれたミニエッセイが「熊五郎とシキ」なのです。

では、
そもそも、なぜ私は自分で味わうだけでなく、乗鞍の魅力や乗鞍の味わい方を多くの方に伝えたかったのでしょう。

それは、私だけでなく、多くの方がここ「乗鞍」という場所を必要としていると気づいたからです。

で、それをご自身の意思で選んでここに来られるように、乗鞍に「ある」ものをすくいあげ、熊五郎とシキにガイドしてもらっているわけなのですね。

五感をフルに使って、めぐる季節とともに乗鞍を味わおう。乗鞍に身を置くと、きっと本来の自分にかえることができるから。
それがベースとなるテーマであり、お伝えしたいこと。

熊五郎って、……そう。実は「本来の自分」をあらわしているのです。
心地よいと感じるものや、自分が必要としているものにまっすぐ正直で、時に野性的、一方で情緒的。
自然のリズムに合わせて暮らしていて、自分の機嫌の取りかたと力の使い方をよく知っていて、何より自分を信じている、、、それが熊五郎w

それは、誰しもがもっている人間本来の姿ではないかと思うのです。
日々知らず知らず、余計なものを色々と身にまとってしまって、感覚が麻痺してしまったり、身動きが取りづらくなってしまいがちな私たち。
そんな私たちには、本来の自分にかえることのできる、とっておきの時間と場所がどうしたって必要なのではないでしょうか。

まとっているものを1つ1つ取り外し、ただただ心地よさに身をゆだねてみること。
「今」を感じきること。
そうしてまず自分と向き合い、自分自身を満たすことで、眠っていた力が目覚め、よき方向へと導かれていく。
それは、私がここ乗鞍に移り住んで、経験していることでもあるのです。

で、ですね。
実は、熊五郎とシキがガイドをしている乗鞍をまるっと実際に味わっていただくことができる、そんなプランがあるのです。

それはこちら↓
6月に私が勤めるゲストハウス雷鳥で開催する「のりくら湯治養生(とうじようじょう)ウィーク」です。

ほら、みてください。

熊五郎とシキがまんなかで手をつないでつながっている。

シキはめぐる季節のなかで乗鞍にやってくるあなた、であり私。
そして、熊五郎は本来のあなた、であり私。

その両者が、のりくらの自然の恵のなかで、つながることができる。。。
ロゴマークがそう示すとおりのプランなのです。

詳細・お申し込みはこちらのページより。
ぜひチェックしてみてくださいね。
http://ghraicho.com/blog/2018/05/06/norikura_touji_yojyo/

熊五郎とシキとともに、お待ちしております!!

☆熊五郎とシキ バックナンバーはこちらから
今日は一挙公開しちゃいます(笑)

・001 太陽を浴びよう http://norikurashi.com/kumashiki_sun/
・002 冒険にでかけよう http://norikurashi.com/kumashiki_bouken/
・003 山からメッセージを受け取ろう http://norikurashi.com/mountain_message/
・004 ふわふわの雪へダイブしよう http://norikurashi.com/fuwafuwa_snow/
・005 自然に音に耳をすまそう http://norikurashi.com/natural_sound/
・006 心ゆくまでゆるんでみよう http://norikurashi.com/onsen_yurumu/
・007 土地の恵みをいただこう http://norikurashi.com/tochinomegumi/
・008 火を囲んで語らおう http://norikurashi.com/danronohi/
・009 空を感じてみよう http://norikurashi.com/sora/
・010 生きものの気配を感じてみよう http://norikurashi.com/ikimononokehai/
・011 てくてく歩こう http://norikurashi.com/tekuteku/
・012 呼吸を意識しよう http://norikurashi.com/breathe/
・013 星空を見上げよう http://norikurashi.com/star/
・014 滝のとどろきを感じよう http://norikurashi.com/waterfall/
・015 待つ時間を楽しもう http://norikurashi.com/spring_waiting/
・016 朝、体の声を聴いてみよう http://norikurashi.com/morning_yoga/
・017 新緑のなかに身を置こう http://norikurashi.com/freshgreen/

休息は自分への投資

ここ1,2週間は、一年の中で一番寒い時期。
今朝の乗鞍は、かなり冷え込みました。
なんと、マイナス14℃だったとか( ゚Д゚)
朝の登校時、バス停までの道のりを半泣きになりながら歩いていった息子氏。
バス停に着くなり、涙腺が崩壊し号泣。
「寒いーーーーー」と。。。
手の先がカチンコチンに冷えて痛くなってしまったようで。
一緒にバスに乗る上級生のママさんにも励まされながら、なんとかバスに乗車して登校しましたが、確かに今朝は冷えていたなぁ。
明日の朝はもっと冷え込みそう。ここ1、2週間を乗り越えれば、ちょっとは寒さも和らぐのでしょうか。
いずれにしても、春はまだ遠しです。

この寒さしかり。そして負けず嫌いで泣き虫なことしかり。
いつも誰かに励ましてもらってばかりの息子。
そうして温かい目で見てくださる周りの人たちには感謝しかありません。

ただ、この冬が始まる前、そんな息子に、逆に私が励まされたことがありました。
今日はそのお話を。

Read More »