【熊五郎とシキ022】花の姿を味わおう

乗鞍は花盛りの季節になって参りました。
乗鞍ならではの在来の花たちが、自分達の生きる場所で、スッと可憐に花開くその姿は、時にウットリしたり、ハッとさせられたり。

今日は、そんな乗鞍の花たちのおはなしです。
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【熊五郎とシキ021】お気に入りの場所に身を置こう

あなたには、お気に入りの場所ってありますか?

お気に入りの場所があるということは、
自分の心が喜ぶポイントが分かる、ということ。
それって自然体であるための、大切な鍵になるのでは……。
今日は、そんなおはなし。
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【熊五郎とシキ018】何もしないときを持とう

生きている限り、何もしないなんてあり得ない。
何もしないと決めたとしても、勝手に思考は働いていくし、常に呼吸はしているし、心臓も鼓動を打っています。
そうして意識していないにも関わらず、どんどん動いていき、自然と力みすぎてしまう私たちだからこそ、
意識的に余白の時間をもつことで、ニュートラルな状態を思い出すことができるのでは…そんなお話です。

やるべきこと、やらなければならないと思うことが次々と思い浮かび、いつの間にか時間に追われていく私たち。だけれども、その時本当にしなければならないことって?思考を休め、ただただボーっとしたり、今という時間をじっくり味わってみたり、そんな風に余白の時間を意識してもってみると、自分自身がゆるんでいき、見失っていたものを取り戻せる気がするのです。

【編集後記】
目にしようと思っていなくても、耳にしようと思っていなくても、
街にいれば、必然的に目や耳に入ってきてしまうモノや情報。
それらに振り回され、本心では求めていないのに、焦ったり、急き立てられて求めてしまう。
とかいうことが、私も以前は多々ありました。

でも、乗鞍にいると、そのモノや情報の求め方がまるで違う。
ここは、静けさを味わえるとっておきの場所だからでしょうか。
過剰に派手な屋外看板や電子的な音や車の騒音…そういったものとは無縁なノイズの少ない乗鞍。

目にしたいものは、野に出たり、山に入ったりすれば美しい自然としてそこにあるし、
耳にしたいものは、ここに身を置いていると、鳥の囀りの合唱や清水の流れなど、心地よい音として耳に入ってくるし、
口にしたいものは、取り立てて派手なものではないけれど、季節の山菜や野草など、そこらにわらわらある(笑)

街にいたときは、何にあくせくしていたんだろう、と。

時間に追われたり、やらなければならないと思ったり、
何かに急き立てられるような心地がしていたのも、単なる幻想だったのでは…と思ったり。

ここで、少しでも余白の時間を過ごしてみると、
心地よさがスゥっと体を通り抜け、他の誰でもなく、何かに踊らされる自分でもなく、
「今・ここ」の自分を感じることができる。
そして、心が本当に求めるものが見えてくる。
そんな気がします。

ついつい力みがちな皆さま(笑)
とっておきの静かな余白の時間、乗鞍で過ごしてみませんか?

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ではこのへんで。
また来週お会いしましょう!

【熊五郎とシキ014】滝のとどろきを感じよう

乗鞍も日に日に春めいてきました。
辺りの雪も、もう残すところあと少し。
(でも明日は雪予報なのですが…きっと、すぐにとけるでしょうw)
降り積もった雪がとけていくのと同時に、
厳冬期の間に氷瀑していた乗鞍の滝も、
春の訪れとともに緩んでいき、流れをなし始めています。
今日は、そんな乗鞍の滝のおはなしです。
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【熊五郎とシキ010】生きものの気配を感じてみよう

最近、乗鞍では、真冬の間に白い雪で厚く覆われていた地面が
顔をのぞかせることも多くなってきました。
暖かい日と寒い日が交互にやってきながら、
ゆっくりと春に向けて季節が移り変わっているのを感じます。

そうなってくると、そろそろ芽吹きの季節も近いかなと。
里の方では、ふきのとうが顔を出しているようす。
乗鞍でも、そんな芽吹きの季節がやってくるのが待ち遠しい今日この頃です。
というわけで、今日はその芽吹きや季節の移ろいに想いを寄せたおはなし。

芽吹き一つ、葉っぱ一枚、花一輪。どんな小さな生きものも、皆この瞬間を生きている。時期が来れば、それぞれのタイミングで芽吹き、葉が繁り、花開いていく。静かな季節も、賑やかな季節もただそこにあり、また次の季節へと、たんたんと向かっていく。その移りゆく彼らの気配を感じると、なんだか力をもらえる気がするのです。

【編集後記】
寒い冬の間、雪の下で静かにその時を待っている芽吹きたち。
彼らは、どれだけ日の目を見ることを待ちわびたことでしょう。
それは寒い冬をここで過ごしてきた、乗鞍人の気持ちにも通じるような
気がします。

乗鞍で暮らしてからというもの、その気持ちがほんの少し分かる
というとおこがましいけれど、芽吹きたちの気持ちに近づきつつあるような
気がするのは、気のせいでしょうか。

寒すぎて、手足がカチンコチンになって泣きそうな時があったり、
しもやけができたり、
大雪で、水道管が凍ってしまうこともあったり、
吹雪で外に出られず、じっとしているしかなかったり、
大雪のさなかでも雪かきをしなくてはならなくて大変だったり、
外で思うように体を動かすことができなかったり、
路面が凍結していて、慎重に慎重に歩いたり運転しなくてはならなかったり、
フレッシュな食べものが手に入りにくかったり、
なんだか時々、気持ちの面まで寒波に襲われそうになったり(笑)
etc…

どれも、寒さのひときわ厳しい乗鞍の暮らしならではの経験です。
でもそれはまるで、雪の下でじっと耐え、暖かい春の季節を待つ
生きものの「芽」のあり方にどこか似ているような。

そして、ようやく乗り越えつつあるこの冬のあれやこれやを思うとき、
春への期待、希望、嬉しさ、ワクワク感は、自分自身の中で、
もうなんとも言い尽くせない特別なものになってきているような気がします。
春に向かう気持ちそのものが、芽吹きみたいだなぁって。

暖かい街に住んでいるときにも、芽吹き・春に対して、嬉しい!ワクワク!
とした感情はあったけれど、
でも、今ほどの感情はわかなかったような気がします。
「冬」と「春」という季節の変わり目がこんなにもダイナミックだなんて
知らなかったし、その芽吹きを見つける嬉しさや味わう喜びも今ほどには知らなかった。
もちろん、こんなに待ち遠しいものだということも。

そう思うと、乗鞍って、季節の移ろいや、それにそって生きていく
生きものたちのエネルギーを本当に全身で感じることができる場所なのだろうなぁ、
としみじみ思います。(もちろん、味わうことも含めて…(*^^*))

そんな、乗鞍の芽吹きの季節はこれから。
今年は雪解けも早いようだから、その季節ももうすぐそこかもしれません。

この、行ったり来たりしながら冬から春へと日々移り変わる乗鞍もまた、
じれったいながら、いいんだなぁ。

ぜひ、ゆったりとした気持ちでここに身を置かれ、
その移りゆく生きものの気配を
身の周りに、
そしてご自身のなかにも
感じてみられてはいかがでしょう。

ではこのへんで。
来週3月15日(木)20時にお会いしましょう。

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私的な乗鞍紅葉の魅力

乗鞍岳の紅葉が見頃を迎えつつあります。

今日は雨の乗鞍ですが、雨降る前にと、昨日の午前中、
紅葉を愛でながら少しトレッキングをしてみまして、
なんだかそこで見たものをシェアしたくなって、こうして数か月ぶり(苦笑)のブログに向き合っております。

さて、
昨日は「三本滝」に駐車して、そこからバスで山を登っていきました。
標高が上がるにつれて、道路際の紅葉の色づきが深まり、
と同時にワクワクがとまらなくなり、
バスの車内でも、皆さんの歓声が上がるほど。

でも、
いやもちろん、バスからの眺めも綺麗なのですが、やはりそこは歩かないと感じられないものがあるんですよね。
空気感、色合い、景色の移り変わるほど良い加減、その他もろもろ。
なんだろう、肌で直接感じられるもの、とでもいいましょうか。

というわけで、昨日は「大雪渓・肩の小屋口」でバスを降り、
登山道を下って三本滝まで、歩きながら紅葉を楽しんでみることに。
そんな中で感じることのできた、乗鞍紅葉の魅力をまとめてみました。
(いやいや、まとめるなんておこがましい。今時点で気づいたことを徒然なるままに。)

私的な乗鞍紅葉の魅力、その1。

見上げてみれば、日に照らされて一層美しい彩りがある。そのイロ・カタチが一様でなく、歩を進めながら折々に心踊ること。

乗鞍紅葉の魅力、その2

遠くを見渡すと、堂々たる錦の模様が目に染み入る。乗鞍ブルーの澄みきった空と穏やかな山並みと相まって、自然と深呼吸する心地に。まるで景色を体いっぱいに取り込むかのよう。

乗鞍紅葉の魅力、その3

足元には、健気でいて美しい彩りを放つ草紅葉がある。地に生える草たちの織りなす模様は、雑然としていると言うよりもむしろ、そこにある理由が草たちそれぞれにあり、大きなデザイン性を感じてしまう。

まだまだ続く 乗鞍の紅葉、そして……

乗鞍の紅葉は、これから山の上の方から徐々に、高原の方へと下りてきます。

その移ろいも含めて、これからここで、とっぷりと味わうこと。
そしてそれを必要とする人と共有すること。
それが今、私にできる1つの選択です。

余談。
なぜこうして私はブログを書く気になったのだろう。(実に半年ぶりに!)
……と考えてみると、

ここ乗鞍の美しさを私がどう感じ、どう見ているのか、ということを言葉にしてみたかったから。
というのもあるし、

今、目の前にあるものを純粋にアウトプットしてみたら、どうなっていくのかな、
ということへの興味もある。

でも、多分、一番の動機は、

紅葉を愛でるという行為も含めて、
ここ乗鞍で自然とできる「五感を豊かに過ごすこと」を
日々の暮らしの中に浸透していけたら、
自分自身を縛り付ける色々なものから、もっと自由になるし、
幸せを選択できる自分になれる
っていう確信を最近得たからかもしれない。

またその辺りのことは、追々に。
というわけで、シレっとブログ再開。(テヘ)

自然にかえる宿

善五郎の滝とその女と

乗鞍へ移ってきて、早いものでもうすぐ半年。
多方面からの支えがあってこそですが、とっても充実したありがたい日々だなぁと。
でも、このストレスフリーな乗鞍の生活の中でも、モヤモヤしてしまうこと、ひとつのことに囚われすぎてしまうこと、ネガティブな思考に傾いて戻れなくなりそうになってしまうこと、そんなことも当然あるわけで……。
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