【熊五郎とシキ020】お気に入りの場所に身を置こう

あなたには、お気に入りの場所ってありますか?

お気に入りの場所があるということは、
自分の心が喜ぶポイントが分かる、ということ。
それって自然体であるための、大切な鍵になるのでは……。
今日は、そんなおはなし。
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【熊五郎とシキ018】何もしないときを持とう

生きている限り、何もしないなんてあり得ない。
何もしないと決めたとしても、勝手に思考は働いていくし、常に呼吸はしているし、心臓も鼓動を打っています。
そうして意識していないにも関わらず、どんどん動いていき、自然と力みすぎてしまう私たちだからこそ、
意識的に余白の時間をもつことで、ニュートラルな状態を思い出すことができるのでは…そんなお話です。

やるべきこと、やらなければならないと思うことが次々と思い浮かび、いつの間にか時間に追われていく私たち。だけれども、その時本当にしなければならないことって?思考を休め、ただただボーっとしたり、今という時間をじっくり味わってみたり、そんな風に余白の時間を意識してもってみると、自分自身がゆるんでいき、見失っていたものを取り戻せる気がするのです。

【編集後記】
目にしようと思っていなくても、耳にしようと思っていなくても、
街にいれば、必然的に目や耳に入ってきてしまうモノや情報。
それらに振り回され、本心では求めていないのに、焦ったり、急き立てられて求めてしまう。
とかいうことが、私も以前は多々ありました。

でも、乗鞍にいると、そのモノや情報の求め方がまるで違う。
ここは、静けさを味わえるとっておきの場所だからでしょうか。
過剰に派手な屋外看板や電子的な音や車の騒音…そういったものとは無縁なノイズの少ない乗鞍。

目にしたいものは、野に出たり、山に入ったりすれば美しい自然としてそこにあるし、
耳にしたいものは、ここに身を置いていると、鳥の囀りの合唱や清水の流れなど、心地よい音として耳に入ってくるし、
口にしたいものは、取り立てて派手なものではないけれど、季節の山菜や野草など、そこらにわらわらある(笑)

街にいたときは、何にあくせくしていたんだろう、と。

時間に追われたり、やらなければならないと思ったり、
何かに急き立てられるような心地がしていたのも、単なる幻想だったのでは…と思ったり。

ここで、少しでも余白の時間を過ごしてみると、
心地よさがスゥっと体を通り抜け、他の誰でもなく、何かに踊らされる自分でもなく、
「今・ここ」の自分を感じることができる。
そして、心が本当に求めるものが見えてくる。
そんな気がします。

ついつい力みがちな皆さま(笑)
とっておきの静かな余白の時間、乗鞍で過ごしてみませんか?

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ではこのへんで。
また来週お会いしましょう!

【熊五郎とシキ016】朝、体の声を聴いてみよう

体の声や心の声、最近、聴いてますか?
なんていう、怪しい問いかけから始めてみる今晩ですw
こんばんは。

乗鞍の朝の時間って、なんだか特別な気が流れている…ような気がするのです。
最近でいうと、
空気がピンっとしていたり、
朝露が陽の光に照らされてキラキラしていたり、
植物が朝陽を浴びて、そこここで歓声をあげているような…(あくまでも私的な感覚ですがw)
それもこれも、静けさの広がる乗鞍だからこそ、よけいに感じられるのかなと思うのですが、

そんな静けさのなかで、自分の内側にも目を向けてみたり、耳を澄ましてみると、なんだか自分が喜んでくれるし、パワーがみなぎってくるよね…と熊五郎が言ってまして。
今日は、そういう時間を意識的にもちたいねっていうおはなしです。

眠りから覚めたばかりの体は、きっと今日いちにちをいく準備を欲している。ゆっくりとした呼吸で、少しずつ体を動かし、今の調子を感じてみる。「ここが気持ちいいんだね。ここが辛いんだね。」などと体の声を聞きながら。いつもは意識せずにいた体の声とともに、心地よさを感じる心の声にも耳をすまして。自分を労わる時間を自然ともちたくなる、のりくらの静かな朝です。

【編集後記】
朝、体を動かすっていうと、、、
運動のために早起きするのはちょっと面倒くさいとか、
きついとか、私には無理とか、
そういうイメージや思い込みがあったりする方も多いかもしれません。

が、乗鞍にいると、なぜだかそんなに無理なくできるから不思議です。
たぶん、

「乗鞍で、朝陽をあびて体を動かすのが心地いいから。」

それに尽きます。

無精者の私でも、冬の間は朝ヨガをしてみたり。
春になり、最近は朝のジョギングを再開してみたり。

気の乗らない時はパスしたり、寝過ごしてしまうこともあったりしても、
「朝、体を動かす」 ということをルーティンの基本に据えてみると、
あら不思議。調子がいいんです。
逆に、それをしないと、一日の調子が出なくなっている自分に気づきました。

朝のひとときであったとしても、自分と対話する時間をもつことが、
こんなにも自分を安定した安心した心地のよい状態にしてくれるとは……とやってみて、続けてみて改めて感じ入ってしまいます。

一番予想外だったのは、私だけでなく、息子もくっついて熱心にヨガしたりジョギングしたりを楽しんでいることw
彼にとっても、この朝のちょっとした時間は、心地のいい時間になっているのだろうな、と思ったりして。

日々、心地よさに蓋をして頑張りすぎていたり、
なかなか自分を労わることができなかったり、
そもそも、自分を労わるってどんなことなのか分からなかったとしても、

まずは朝のひととき、体の声を聴いてみるところから始めてみませんか?

ヨガでも、お散歩でも、ジョギングでも、ラジオ体操でもw
きっと、体のなかに、心地よさがめぐってくる…はず。
熊五郎とご一緒にぜひ。

ではこのへんで。
来週またお会いしましょう!
(先週はお休みしてしまいました。もし楽しみにしてくださっていた方がいたらごめんなさいm(__)m)

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※追伸
ご自身をじっくり労り、リセットするきっかけにしていただくRaichoでの新たなプラン、もうそろそろお知らせいたします。ね。

【熊五郎とシキ010】生きものの気配を感じてみよう

最近、乗鞍では、真冬の間に白い雪で厚く覆われていた地面が
顔をのぞかせることも多くなってきました。
暖かい日と寒い日が交互にやってきながら、
ゆっくりと春に向けて季節が移り変わっているのを感じます。

そうなってくると、そろそろ芽吹きの季節も近いかなと。
里の方では、ふきのとうが顔を出しているようす。
乗鞍でも、そんな芽吹きの季節がやってくるのが待ち遠しい今日この頃です。
というわけで、今日はその芽吹きや季節の移ろいに想いを寄せたおはなし。

芽吹き一つ、葉っぱ一枚、花一輪。どんな小さな生きものも、皆この瞬間を生きている。時期が来れば、それぞれのタイミングで芽吹き、葉が繁り、花開いていく。静かな季節も、賑やかな季節もただそこにあり、また次の季節へと、たんたんと向かっていく。その移りゆく彼らの気配を感じると、なんだか力をもらえる気がするのです。

【編集後記】
寒い冬の間、雪の下で静かにその時を待っている芽吹きたち。
彼らは、どれだけ日の目を見ることを待ちわびたことでしょう。
それは寒い冬をここで過ごしてきた、乗鞍人の気持ちにも通じるような
気がします。

乗鞍で暮らしてからというもの、その気持ちがほんの少し分かる
というとおこがましいけれど、芽吹きたちの気持ちに近づきつつあるような
気がするのは、気のせいでしょうか。

寒すぎて、手足がカチンコチンになって泣きそうな時があったり、
しもやけができたり、
大雪で、水道管が凍ってしまうこともあったり、
吹雪で外に出られず、じっとしているしかなかったり、
大雪のさなかでも雪かきをしなくてはならなくて大変だったり、
外で思うように体を動かすことができなかったり、
路面が凍結していて、慎重に慎重に歩いたり運転しなくてはならなかったり、
フレッシュな食べものが手に入りにくかったり、
なんだか時々、気持ちの面まで寒波に襲われそうになったり(笑)
etc…

どれも、寒さのひときわ厳しい乗鞍の暮らしならではの経験です。
でもそれはまるで、雪の下でじっと耐え、暖かい春の季節を待つ
生きものの「芽」のあり方にどこか似ているような。

そして、ようやく乗り越えつつあるこの冬のあれやこれやを思うとき、
春への期待、希望、嬉しさ、ワクワク感は、自分自身の中で、
もうなんとも言い尽くせない特別なものになってきているような気がします。
春に向かう気持ちそのものが、芽吹きみたいだなぁって。

暖かい街に住んでいるときにも、芽吹き・春に対して、嬉しい!ワクワク!
とした感情はあったけれど、
でも、今ほどの感情はわかなかったような気がします。
「冬」と「春」という季節の変わり目がこんなにもダイナミックだなんて
知らなかったし、その芽吹きを見つける嬉しさや味わう喜びも今ほどには知らなかった。
もちろん、こんなに待ち遠しいものだということも。

そう思うと、乗鞍って、季節の移ろいや、それにそって生きていく
生きものたちのエネルギーを本当に全身で感じることができる場所なのだろうなぁ、
としみじみ思います。(もちろん、味わうことも含めて…(*^^*))

そんな、乗鞍の芽吹きの季節はこれから。
今年は雪解けも早いようだから、その季節ももうすぐそこかもしれません。

この、行ったり来たりしながら冬から春へと日々移り変わる乗鞍もまた、
じれったいながら、いいんだなぁ。

ぜひ、ゆったりとした気持ちでここに身を置かれ、
その移りゆく生きものの気配を
身の周りに、
そしてご自身のなかにも
感じてみられてはいかがでしょう。

ではこのへんで。
来週3月15日(木)20時にお会いしましょう。

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【熊五郎とシキ 009】空を感じてみよう

乗鞍ブルー。それは、時たまのりくらで見られる、抜けるような青空のこと。運よく出会えると、ウワァーっと思わず見とれてしまう空。自分が空っぽになって、どこまでも広がるその空の清々しさが、内面にまで広がっていくかのような。何もせず、何ももたず、ただそこにあるだけ。不思議なもので、この「空」が自分のなかに広がると、何だか満たされた心地になるのです。

初めて乗鞍ブルーを見た時、その色に、その空気感に、圧倒されました。
雲ひとつない乗鞍の空は、本当に鮮やかで、見たことのない色をしていて。
自然以外のものが限りなく少なくて、空気の澄んだ乗鞍だからこその「空」。
この空には、ものすごいパワーがあるのではなかろうか……と常々実感しておりまして。今日はそんな空のおはなしです。

乗鞍ブルー。それは、時たまのりくらで見られる、抜けるような青空のこと。運よく出会えると、ウワァーっと思わず見とれてしまう空。自分が空っぽになって、どこまでも広がるその空の清々しさが、内面にまで広がっていくかのような。何もせず、何ももたず、ただそこにあるだけ。不思議なもので、この「空」が自分のなかに広がると、何だか満たされた心地になるのです。

【編集後記】
乗鞍へ来るまで、こんなに澄んだ広い青空があるなんて、知りませんでした。
あまりの清々しさに、ため息が出てしまうほど(笑)
何か特別な(と思う)ことをしなくても、
何か特別な(と思う)ものをもつことにこだわらなくても、
ここにある青い空が、手を広げて、まるっと受け容れてくれる。
なんだか大きなものに包まれているような、そんな心地がするんです。

そして。これまた、あくまでも個人的な感覚なのですが…
あーでもない、こーでもないって頭でっかちに考えるよりも、
空っぽになって、ただ空を見上げている方が、
スコーーーンと腹に落ちてくるものがあるというか……
空を見上げ、静かな時間を過ごしていると、、、
なんだか自分の中に空のスペースが作られて、
(いや、もしかしたら、もともとあるスペースを思い出しているのかもしれないけれど、)
そのスペースに、どこからともなく良きアイディアがわいてくる、いや降ってくるような……

何事も、実感してみないことには分からない( ´艸`)
乗鞍ブルーの空、体感されてみてはいかがでしょう。

〈追伸〉
うちの息子、ものすごーくボーっとしていることが目立つ子なんです(笑)
何をするでもなく、何を考えるでもなく、ただ目に入ってくるもの・人・音…
そこに意識が全てもっていかれてしまうというのかな。
なんでしょう。そこに我がなく、空の状態になっているとでもいいましょうか。
何かをしている途中でも、しなければならないことがあったとしても、です。
それは、集団行動の中で、周りが困ってしまう場合も多々あるわけなんですが、
で、そのことに親としてヤキモキすることもあったのですが、、、

でも、彼を長年(と言ってもまだ8年ですが・笑)観察していると、
あぁ、この子にはボーっとしている時間も大いに必要なんだな、
と最近ようやく思うようになったんですね。

というのも、本当に思いもよらぬところで、人並みならぬ集中力を発揮することがあるんです。彼。
例えば、「こんなところに日本人!」という番組が好きすぎて、そこで取り上げられる世界の地名だったり、
その地域の特徴を覚えることだったり。
山々の標高を覚えることだったり。。。

私にはない能力なので、日々「へぇー!」っと好奇心たっぷりに、彼を眺めています(笑)
って別に我が子自慢をしたいわけではなくて、
彼は、彼なりにバランスをとっているのかもしれないなって思って。
彼なりのここぞ!という時の集中力は、ボーっとする時間があってこそ、なのかなって。

(だからって、ボーっとしてていいときと、よくない時とあるわけで。
そこについては、彼自身がそれをコントロールできるように、
どんな働きかけができるかしら、と模索中でありますm(__)m)

オンとオフ という感じが近いのか、、、な。
自分をオフにする空の時間は、息子だけでなく、私にも、きっと誰にでも
必要なんだろうなと思うのです。
ここぞという時に、己の力を最大限発揮するために。
乗鞍はそういう意味で、全てをオフにして充電するのに最高の場だなぁと
改めてこれを書いていて思った次第です。

それではまた。
来週3月8日(木)20時にお会いしましょう。

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【熊五郎とシキ 007】土地の恵みをいただこう

乗鞍は、すごい場所だなぁと思います。
厳しさ-優しさ 激しさ-穏やかさ 静-動 緊張-ゆるみ etc…
とにかく強いんです。あらゆるコントラストが(笑)
で、ですね。
そんなコントラストの強い乗鞍の環境のなかで、自然と共に暮らしてきた先人の知恵とパワーが、「食」にあらわれている気がしてならなくて…。
今日の「熊五郎とシキ」は、そんな「食」に関するおはなしです。

この土地に根ざした作物や自生する植物には、生命力あふれる自然のエネルギーがぎっしり。そして、この土地の人たちが、その食材を用いて、暮らしのなかで工夫を重ねたり楽しんできた料理を味わってみると、心と体にじんわりなじんで、なんだか元気になれるような。ここに生きていること、生かされていることに自然と感謝したくなる……そんな力があるのです。

【編集後記】
乗鞍はただ今、白銀の世界。
雪に覆われた、静かな、でも時に厳しく激しく、その空気はピン!と張っている、そんな季節です。
もうそろそろ、穏やかな春が恋しい今日この頃ですが、、、
寒波の波をこえたかと思うと、次の寒波がやってきて…そしてまた次…といった具合で、まだもうしばらく、この雪深い季節が続きそうです。

でも、多分、この雪の下には、秘めたる芽吹きのパワーが、ニョキニョキと顔を出す、そのときをじっと待っているんですよね。
そう思うと、春が待ち遠しいし、その春の芽吹きを目にするだけでなく、
その香りを想像したり、口にすることを想像するだけで、一瞬、ほくほくっとした気持ちになります(笑)
心と体、めいっぱい春を待ちわびる、そんな感覚です。

冬は冬で、あたたかい蕎麦「投汁蕎麦(とうじそば)」という楽しみもあって、
これはこれで、冬ならでは、この土地ならではの体の芯からあたたまる蕎麦の楽しみ方だなぁと思うわけなんですが……。
書いていたら食べたくなってきました(笑)
(※投汁蕎麦(とうじそば)について詳しくはこちら↓)
https://norikura.gr.jp/product/touzisoba/

コントラストが強く、心や体に堪えることがらの多い、そんな土地だからこそ、
季節ごとに味わう、この土地ならではの恵みや知恵の結晶を
ひとつひとつ味わって、また次の季節を楽しみにする、、、
そんなささやかな楽しみを先人の方たちも重ねてきたんだろうな、と想像できます。

だから、ここの食べものは、優しいんだなぁ。きっと。
みずみずしいお蕎麦、ほっくり煮た花豆煮、香り豊かなぶどう葉寿司
滋味深いお漬物、蒸したて焼きたてが最高に美味しいおやきに薄焼き、
山菜いろいろ、きのこいろいろ……。

そんな季節ごとの乗鞍の恵み・知恵の結晶を じっくりと味わってみると、、、
パワーみなぎること間違いなし。
さぁて、明日は何たべよ(笑)

それではまた。
来週2月22日(木)20時にお会いしましょう。

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【追伸 その1】
乗鞍へ移り住んでから感動したことの一つ。
それは、ここのお蕎麦の美味しさでした。
どのお蕎麦屋さんも美味しくて、いつもどこに行こうか迷ってしまうという。
というわけで、乗鞍のお蕎屋(しかもほぼ、自家栽培のお蕎麦という!)が食べられるお店をご紹介まで。

・中之屋 https://norikura.gr.jp/product/sobaya-nakanoya/
・そば処 合掌 https://norikura.gr.jp/product/sobaya-gasho/
・レストハウスチロル https://norikura.gr.jp/product/resthouse-tirol/

【追伸 その2】
Raichoでは、朝食時に、花豆煮や野沢菜漬けなど、ささやかですがこの土地ならではのものをご提供しています。
その他の食材も、できるだけ信州の素材を用いるように努めていたりも。
また春には山菜のお料理も、少しずつレパートリーとして増やしていきたいなぁと思っています。
ぜひ、お泊りになられる際は、おためしくださいませね。
そして、これからここで、土地の恵みをゆっくりじっくり味わう、そんな企画も企み中です。

それについてはまた改めて、ご案内しますね。

【熊五郎とシキ 006】心ゆくまでゆるんでみよう

こんばんは。
熊五郎とシキのお時間です。

心ゆくまでゆるんでみよう

【編集後記】
乗鞍は今朝、この冬いちばんの冷え込みでした。
外に出れば、すぐに手も足も先っぽの方まで冷えて痛くなり、泣きそうになるくらい。
日中のあたたかな日差しが救いですが、春はまだ遠し。
寒い日がまだまだ続きそうな乗鞍です。

そう。
寒いと体がこわばるし、それだけでなく、なんとなし心もこわばるというか。

実は昨日、休館日だったこともあり、ひさーしぶりにRaichoの露天風呂に入ったんです。
で、自然のなかに自分を解き放つような、そして自然と一体になるような、
そんな心地のいい感覚を改めて感じたんですね。
ここ乗鞍の地で、日々、リセットしているつもりでいても、
この心地の良い感覚をこうして改めて感じるということは、
やっぱりまだまだ、自分を解き放つ「とき」が、足りなかったし、必要としていたんだな、と。

感覚は、道しるべ。
心地のいい感覚も、そうでない感覚も。
時々、その感覚に身をゆだねる「とき」をもって
自分を観察してみると、、、
自分にとって本当に必要なもの、そうでないものが、
あらわれてくるような気がします。

ではこのへんで。
また来週2月15日(木)20時にお会いしましょう。

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長寿日本一の信州から学べること part1~厳しい環境と味わい深い人生の関係~ 

信州・乗鞍に移住してきてもう間もなく1年。
息子も無事に1年生を修了でき、春休みが始まりました。
春、と言っても、今日の乗鞍は冬に逆戻り。木々に雪が降り積もる様が、それはそれは綺麗で。。。
とにもかくにも、私たち親子にとっては、濃ゆい濃ゆい1年だったなぁ。

私はというと、息子が最近、どこかから仕入れたとある情報から、疑問を投げかけてくれたことをきっかけに、改めてここ信州・乗鞍の良さを実感しているところです。
その質問はというと、

「なんで長野県はさぁ、日本で一番長生きの県なの?」

というもの。
こちらに移ってくるまで、長野県が長寿日本一だということを私は知りませんでした。
イメージでいうと、沖縄が長寿日本一かなぁなんて、ぼんやりと思うくらいで。
調べてみたところ、少し前までは沖縄が日本一だったようですが、長野県は数年前から県をあげて様々な努力を重ねたこともあって、堂々の一位になったようです。
その「健康である」ためのヒントが、ここ信州の暮らし(特に信州の食!)にあると思ったので、
今日からシリーズでそのお話をしたいと思います。

※そもそも「〇〇歳まで生きたい!」とか「長生きしたい」という願望は人それぞれの考え方があるかもしれません。
だから、長寿がいい!とか、長寿を目指そう!というのは、万人の思いや願いではないように思います。
でもきっと、「心も体も健康でいたい」という願いは、誰しももっているのでは。。。
長寿(平均寿命が長い)の県=心と体が健康な県 というわけでは必ずしもないけれど、それでもやはり、平均寿命は健康を表わす1つのバロメーターに違いないな、と私は思うので、その視点に立って、話を進めていきます。

横山タカ子さんの著書から信州の食を学んで

ちょうど最近、長野県在住の料理家、横山タカ子さんの著書を読みました。

「信州の知恵に学ぶ 日本一の長寿ごはん」

横山さんは、長野県大町市生まれで、長年にわたり信州の伝統食を研究し、地元の食材を生かしたオリジナルレシピを考案されている、信州の料理家といえば!という方です。
こちらに移ってきてから、私はいくつか横山さんの本を手にする機会がありました。
信州ならではの素材を活かしたレシピや、砂糖を極力使わないレシピが気に入って、最近よく参考にしています。

先の本の中で、横山さんは信州が長寿日本一である理由として、4つのポイントがあるのではと書かれていました。
今日はその1つ目のポイントを私見も含めてお話ししますね。

野菜をたくさん食べる信州人

長野県は野菜の消費量が日本一!
長野県は南北に長く、その土地その土地でさまざまな種類の野菜を育て、それぞれの調理法で食べる習慣が「郷土食」として根付いてきたそうです。
そんな環境の中で、自然と野菜をたくさん食べることが、長野県が長寿日本一になった理由の一つではないかと書かれていました。

確かに、乗鞍にも夏場には美味しくてみずみずしい野菜がたくさん収穫されます。
伝統野菜の「番所きゅうり」はその代表かと。

番所きゅうり以外にも、昨年は乗鞍で栽培されている美味しい夏野菜をご近所からたくさんいただいたなぁ。
ありがたいことでした。
(その時の記事はこちら「伝統野菜 番所きゅうりの探求」)

ここ乗鞍含め、信州産の野菜は、平地のものに比べて、美味しさ、みずみずしさがすっごくあるんですよね。
その理由の1つは、信州の清涼な空気ときれいな水のおかげ。
またもう1つは、信州では朝晩の寒暖の差が大きいのですが、その寒暖差が作物の美味しさを増してくれるのだとか。

※なぜ寒暖差が大きいと野菜が美味しくなるのか。
その理由は、野菜ソムリエのうえはら美穂さんのブログ記事に詳しく書いてありましたので、ご興味ある方は読んでみてくださいね。
http://ameblo.jp/831miho/entry-12086946558.html

そんなわけで、野菜が美味しければ、口にする量も自然と増え、そのことが健康につながっているということ。
あぁ。高原野菜の季節が、今から待ち遠しいです。

厳しい環境は、工夫を産み、喜びを深める!?

寒暖差と言えば、、、
そういえば、秋の紅葉が綺麗なのもの、寒暖差のおかげでした。
(その時の記事はこちら「紅葉が教えてくれた振り子の法則」)
この寒い↔暖かい(=陰↔陽)の振り幅の大きさが、味わいや喜びを増してくれるというのは、紅葉だけでなく、野菜にも言えるのですね。

人が生きていく上でも、様々なことで陰(例えば辛い・哀しい・厳しい…)も陽(例えば嬉しい・楽しい・幸せ…)も経験する機会があるけれど、紅葉や野菜と同じで、味わい深く、喜びの深い人生にするには、きっとどちらも必要なのだろうな、と。
改めてそう思うのです。

これは全くの私見ですが、、、
きっと信州人は、冬の寒さという厳しい自然環境があるからこそ、
陰と陽のふり幅の大きさを脈々と味わって、
四季の暮らしの工夫を重ねつつ、
今ここにある喜びを深める、
ということを自然としてきた人たちなのではないかと。

きっと、乗鞍もそうだと思うのです。
例えば乗鞍の春の名物 山菜をとってみても、
冬の厳しさがあったからこそ、春の芽吹きの季節、すなわち山菜のとれる季節が心底待ち遠しく、
昔からそれらの扱いが様々に工夫されていき、、、

見つける楽しみ

採る楽しみ

調理する楽しみ

味わう楽しみ

また来年に味わう楽しみ

そんなたくさんの楽しみをめいいっぱい味わう文化があるという。

体の面では、春は冬の間にたまった老廃物を排出するデトックスの季節。
山菜たちは、そのデトックスに大いに役立つ食材なわけですが、
体に本来必要なことを 心からも欲して、
自然界の理にかなったかたちで、自然と心と体に取り入れてきたのですね。
まさに、山菜を味わう一連の流れは、「今ここにある喜びを深める」好事例だなと。

山菜を味わうことは一つの例でしかありませんが、
もしかするとこんな風に、無理なく自然に「今ここにある喜びを深める」ことって、
心にも体にも負担がないばかりか、良いことづくめ。
そんなことが、実は健康長寿につながることなのでは……!と思うわけです。

信州(乗鞍)だから味わえること 信州(乗鞍)でなくても味わえること

ここまで書いてきて、私は信州(乗鞍)人の一員であることに、誇りさえ感じてきました。(まだ一年生を修了したばかりだけど・笑)
でも、私が言いたいのは、信州(乗鞍)万歳!とか、信州(乗鞍)人ってすごいでしょ!ということではなくて、
そのふり幅の違いはあれど、信州に暮らしていてもいなくても、その「今ここにある喜びを深める」ことって、きっかけさえあれば、誰しもできるのではないかな、ということ。

例えば食のことで言うと、

今、心と体は何を欲しているかなと自身に問うてみたり
食卓にある野菜の背景に想いを馳せてみたり
一口一口、ゆっくりと噛みしめてみたり
それらを消化してくれる自身の臓器にまで想像力を働かせてみたり

はてさて、どんな感情がわいてくるでしょう。
そして、どんな風に、これから食の選択をしていきたいと思うでしょう。
きっと、そんなことを突き詰めていくだけでも、ご自身の健康への道、あるいはどんな風にご自身が在りたいか、ということが見えてくるのではないかと思います。

と、偉そうなことを書きながら、今、頭の中は乗鞍で出会える春の山菜と夏の高原野菜のことでモクモクといっぱいになってきた私( *´艸`)
今年は乗鞍の山菜名人の指南を仰ぎたいなぁ。畑もしたい。。。あぁ。やりたいことだらけ。
とにもかくにも、春が楽しみ。

では、また次回。
次回は信州が長寿日本一になった、食に関する二つ目のポイントについて書いてみたいと思います。

P.S
春に開催予定の「のりくら養生」では、一緒にお食事をとりながら、ちょっとしたワークもご一緒にしてみたいと思っていますよ。
まずは、今ある環境から少し距離を置いて、ニュートラルな自分に戻って。
自然にかえる場所、ここ乗鞍で。
自然にかえる宿、ここRaichoで。
頭でなく心と体で感じる、そんなひとときをご一緒に過ごせたらと思っています。

そんなこんなの初企画「ニュートラルな自分に戻る『のりくら養生体験会』」の事前案内が欲しい方はこちらのフォームにご登録くださいね↓
http://norikurashi.com/contact/
件名に「のりくら養生」とご記入いただければと思います。
詳細が決まり次第、先行してご案内いたしますm(__)m

漬物も人も 委ねることで深まる味わい

今日はフカフカの新雪に覆われた乗鞍。
登校の見送り時、我先にとパウダーを踏みしめるかけっこ競争を息子としまして、朝からゼーハー息切れを(笑)
とにかく、このフカフカ雪の感触は、何度味わっても気持ちがいいものです。

さて、今日インスタに投稿をしまして、その後ツラツラと思いを馳せていたら、漬物を寝かせて味わうことが、人との関係にも通じるのではないかなぁと思い、書き始めてみました。
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Noと言えない人が思いきって環境を変えて気づいたこと

私と息子が乗鞍に移住する!と決めて、実際に足を運んだ日からちょうど一年が経とうとしています。
ちょうど一年前、息子の入学する小学校の体験入学があり、乗鞍へ勇んでやってきたその日のことを懐かしく思い出しつつ、ここで始めてみようと思う、新たな試みについて書こうと思います。

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