山奥の清々しいPTAとその考察

今日は風も雪もなく、穏やかな一日。
まだまだ気温は低いけれど、日差しは暖かく、この雪国でも春の兆しを感じるような日和でした。
そんな今日、息子の小中学校のPTAの引き継ぎがありました。
この時期、どこの学校・幼稚園・保育園でも、あるいは有志の団体でも、PTAや保護者会等で次年度の役員を決めたり引き継ぎをしたりする頃合いですよね。
都会では役員の押し付け合いや駆け引きがあるとか、色々とややこしい話を聞きますが、、、そんなこんなを憂鬱に感じてしまう方も多い時期なのかもしれません。

そんなときのマインドの持ち方というのか、自分のあり方というのか、
「こういう捉え方ができたら、前向きになれるなぁ」
と思ったことがありました。ので、今日はその話を。

息子が通う少人数校(小中で合わせて児童数30人)では、役員体制はギリギリ。
生徒数が少ないということは、当然保護者数も少ないわけで、兄弟関係もあったりすると、保護者はほぼ全員何かしらの役割を担うという、サボること・逃れることができない状況です(笑)。

息子の学年は、児童数7人。
7人と言うと、街の学校から比べたら極端に少なくて驚く方も多いと思うのですが、、、乗鞍では近年稀にみる大所帯!
児童数の少ない学年だと、1人とか2人のところもあるわけです。
もうそうなると、保護者は毎年大きな役割を担わなければならないという、、、ある意味宿命ですよね。

でも、ここ乗鞍のお母さん達は、役員決めのときも、「私やるやる!」とか「じゃあ来年は〇〇さんが〇〇部長やればいいね」とか「まだ△△部の仕事を経験してないから△△部で仕事したい」とか、全然嫌味なくサクサク事が進むという。
皆さん、宿業していたり、お店をもっていたりと事情も様々ですが、そんなの関係ないし言い訳する人もおらず。
その辺りの話の進み方が、サッパリしていて、気持ちがいいなぁ、清々しいなぁと思って。

役員を逃れられないというのは、ある面では大変だけれど、逆に言うと、一人ひとりが大事な戦力。
ポジティブに捉えるならば、学校との関わりが密になって、保護者も密に関わりながら協力し合って、あたかもチーム一丸となって一緒に学校を盛り立てていく、そんな貴重な機会をもらっているのかもしれないなと。
なんだか、そんな空気(というのか文化と言ってもいいかもしれない!)を感じた今日の役員会でした。

とはいえ、私はまだまだひよっこで分からないことだらけ。そして現在小1の息子が中学卒業するまで、まだあと8年あります。
もうこうなったら、皆さんに習ってどっぷりと乗鞍の小中学校で関わらせていただく他ありません(笑)

それにしても、息子が学校に入っていなければ、地域の方たちと交わる機会はそれほどなかったのかも。
移住者にとっては、なかなか既存のコミュニティに入っていくきっかけって、あるようでなかったりしますから。
学校を知り、地域を知り、自分を知る。ありがたい機会と思って、私も精進いたしまする。

と、こんな風に毎年学校で何かしらの役割を担う貴重な機会(!)を味わえるのは、田舎暮らしならではかなぁと思うのですが、、、
でももしかすると街に住む方の中にも、この山奥の小さな学校の話って、他人事ではなく自分の事に置き換えて考えて、気持ちが楽になったり前向きになったりする方もいるのではと思って。

一人一人が大事なチームの一員であるという(暗黙の)自覚。
言い訳しない潔さと気持ちのよさ。
今の状況で、自分にできること・得られることにフォーカスするマインドの持ち方。

「あー、やだなー」と思いながら事にあたれば、ずっとその思いに引きずられて現実が作られていくのだろうけれど、
逆に上記のようなあり方で事にあたると清々しいし、その清々しさが伝染して、ポジティブな文化が作られていく。
そして、子ども達にも、そんな親の姿が伝わっていくんですよね。
ここ乗鞍の子ども達も、何をするにも人数が少ないためサボれないというのもあるけれど(笑)、見ていると、本当にみんな一生懸命で。
泣けてくるくらいに真っすぐなのです。

そうそう。先日、そんな乗鞍の高学年の小学生たちが今年度に自主制作した映画(!)を観たのですが、、、
一人一人の力と、出来上がった映画のあまりのスケールの大きさには本当に感動しました。
というか、小学生が映画って、、、?って最初はビックリしたんですけど、本当に制作しているのです。あっぱれ。
先生方の力もすごいけれど、ここ乗鞍の子どもだからこそできる作品なんだろうなーと思って。
※乗鞍の小学生が制作した映画について詳しくはこちら

何が言いたいのかというと、、、
在り方を選択するのはいつも自分。
きっとどんな状況にあっても、自分に与えられた目の前のことをどう捉えてどんなアクションを選択していくのか、ということに尽きるのかな、と思います。
そして、その姿は子どもたちに自然と伝わっていくのだということ。

と、乗鞍という山奥でのPTAの一件から、そんなことに気づいたので、書いてみました。
この記事が少しでも読んでくださった方のお役に立つことができたら幸いです。

一の瀬園地でのBBQの思い出

乗鞍は夏山season真っ盛り。
多くの観光客でにぎわっています。

そして息子の夏休みは後半戦に突入。
あっという間に夏が終わってしまいそうですが、ここ乗鞍で初めての夏をたっぷり楽しんでいます。
さて今日は、夏休みに入ってすぐにあった、小中学校合同のBBQの様子を備忘録として。
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七夕の過ごし方

昨日は七夕。
乗鞍高原の昨日の夜空は、少し雲がかかっていましたが、雲の切れ間から星々が望めました。

息子の通う小学校でも、昨日の給食は七夕献立でした。
朝から楽しみに出かけて行った彼。
帰ってから話を聞いてみたら、給食の時に小さなアクシデントがあったようです。
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運動会で見つけた小さな学校の魅力

乗鞍で息子が通う小学校は全校生徒20人。
中学校も併設されており、中学生も併せると全員で30人の、小さな小さなお山の小中学校です。
外観は、とってもレトロであたたかみのある緑の校舎。
なんとも言えない懐かしさがこみあげてくるような、魅力のある学校です。
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ご近所づきあいを通して郷土食を教わる~ぶどう葉寿司~ 

先日、Raichoのお隣の宿、「ピーポロ」さんにお呼ばれしました。
新参者の私たちに、いつも親切にしてくださる、ありがたいご近所さんです。

今回は、ピーポロさんから、
「山菜料理とぶどう葉寿司をごちそうするよ」
と数日前に連絡をいただき、お言葉に甘えてちゃっかりお邪魔させていただくことに。

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